■ ソフトバンクのイ○チキ営業


先日私の知人を通して、”ソフトバンクモバイルの販社の営業が会いたいらしいので会ってみて下さい。細かい話は良く分からないが、5千万融資してもらって無利息で2年借りられる話って乗る気ないですか?”
と言われました。

 当然、そんなむしのイイ話がないのは解っているし、どんな話をするのやらと好奇心だけで会ってみました。
結果、仕掛けはこうです。
会社で1000件の名義だけでも新規契約を取ってほしい。

会社に5000万円の貸付。

5000万/24を月々返済してほしい
(どうやらこの分を携帯使用料として計上するとの事。)

完済時に1000件の解約をしてほしい。(大笑)

当然ですがお断りしました。終わってるなソフトバンク(笑)。総務省はこういった仕組みを掴んでいないのでしょうか。貴重な電波帯と個人情報。おまけに付いてくる情報満載の許認可事業がこの体たらく。免許取り消しですね。
 さて、ソフトバンクの借入金のなかでデカイのは、2006年に旧ボーダフォン日本法人の携帯電話事業を買収した時に借りた約1兆3000億円で す。しかも、この借入には”財務制限条項”なる融資条件があって、携帯電話事業の業績が設定した目標を下回ると、経営権が融資を実行した金融機関側に移っ てしまいます。
 その融資条件の内容は年度毎の新規契約数が主となっていて、最初の2年は0だけど3年目、つまり去年から数値設定されているのです。それも 2016年まで右肩上がりオンリー。そら、とってもヤバイので冒頭のような営業(笑)になって、資金に苦しむ中小企業に持ち込むわけですね。いやはや、そ の発想が血を感じてしまうのは私だけじゃないはずです。最近では”Yボタン”に課金してみたり、マニュアルに課金してみたり、しまいには料金確認画面も課 金しましたね。それもコッソリ(笑)。
 大体ソフトバンクって、新規契約数何月度首位!とかいわしてますが、不正契約による端末持ち逃げ被害額も首位に輝いています。契約数至上主義過ぎ るがゆえに、非常に甘い加入審査で大量の不正契約が行われ、今や犯罪行為御用達ブランドになりました。この有様ですから投資家には嫌われます。CDSもサ ラ金と税金使ってやっと飛んでいる航空会社と肩をならべています。
 禿社長は”勘違いのスプレッドが横行している”とか言っていますが、事業分析と財務諸表の分析をすれば、至極当然に危ない銘柄なのは判断もつきそ うなものですから、的を得ている市場判断なんですね。ソフトバンク全体の現借金残は2兆5千億円くらいですが、どうするのでしょうか。利息だけで事業 キャッシュフローなんて軽くぶっ飛んでしまいそうな様相ですね。
 禿社長は羨ましいほど強気な嘘つきです。”会社を巨大にすれば社会が潰さない”まさに迷言ですが、ツケを回すなら是非母国にお願いしたいものです。


転載元

二階堂ドットコム